「たいいく」

今日は月曜日に行われている「たいいく」の、とある日の様子を少しだけお伝えしたいと思います。

「たいいく」

カワイ体育教室の講師を迎え、満三歳児クラスや年少組さんは「全身を使って運動あそびをすることで健康なからだづくりと運動能力の発達のサポートを促すため」に、年中組さんや年長組さんは「多種多様な運動遊びをすることで段階的に楽しみながら運動技能も身につけられるよう」に、という目的で「たいいく」を取り入れています。

(※運動神経の良し悪しは、決して遺伝で決まるのではなく、人的環境・物的環境と運動への取り組み方によって大きく左右されます。幼児期に多種多様な運動あそびを体験することで、神経系の著しい発達が促されます)

では、さっそく画像でお伝えします。。。

小さなクラスは、戸外だけではなくお部屋の中で基本的な動きを楽しみながらレッスンに取り入れることもよくあります。片足で立ったり両足でジャンプしたりすること、腹筋で身体を支えること等、生活を送る上で大切な筋肉を十分に使いますよ!

少し高いところからジャンプしたり、目的地まで走って止まったりもします。自分自身を自分の力でコントロールするために「自分の意志で自分の動きを止める」ということは大切です。大きな声でお返事することも、腹筋を使いますよね。

ぐるりと回ったり棒をギュッとつかんだり、全身を使って毎回のレッスンは進みます。

少し大きな組になると、公園へ出て大胆に動くこともあります。今日は、このように器具(この日は「なわとび」でした)を使って身体と共に頭もフル回転させました!手首を回すことで「縄が自分の見えないところ(体の後ろ)へ行き、グルっと回って体に絡まらず前へ戻って来る」このイメージが出来るようになるのが、最初は少し難しいんです。でもまずは、縄と仲良くなることからだね!

大きい組になると、ただ飛ぶのではなく「ちょっと高いところを飛んでみる」ただ回るのではなく「ちょっと何回か連続で回ってみる」という挑戦する心も芽生えてきて、それと共に運動技能も高度になってきます。その真剣な表情、いいね!

もちろん、運動が苦手だったり身体を動かすことになかなか楽しさを感じられない子どももいますので、ただ高く飛べるようになることや連続で回れること、早く走れることだけが良いことではありません。

大切なのは、やはり一人ひとりが一人ひとりの持つ力の中で「楽しさ」や「やりがい」「自信」を感じることや「様々な動きを知る」ことだと思います。在園の間の「たいいく」が身体を動かすことへの前向きな気持ち作りに貢献できていたら、と願うばかりです。

 

「のびのびリトミック」

昨日に引き続いて、今日は年少組さんの「のびのびリトミック」。。。とある一日の様子を少しだけお伝えしたいと思います。

「のびのびリトミック」

音楽に合わせてのびやかに身体を動かす、これはリトミックの楽しさであり醍醐味ですが、親和幼稚園のリトミックは楽しみながら「音を聴き」「音に耳を澄ませて」「音を感じる」ことを一番の目的として行っています。

確かに、のびやかに身体を動かそうと思えば音を聴かないといけないし、お友だちと一緒に歌を唄うのもピアノの音に耳を澄ませないと唄えないし、ビートを感じようと思えば音に耳を傾けて感じないといけませんよね。音楽を楽しむ根っこは「音を聴く」なんです。

ピアノの音が止まれば「あかー!」と身体も一緒に止めたり、静かで小さな音を床で寝て表現したり、賑やかな音には全力疾走!!その日の子どもたちの調子や発言に合わせて即興でありとあらゆる曲を奏でるリトミックの先生は、プロと言えど本当に凄いんです。

リトミックでは、このようなリトミックスカーフやボール、太鼓、トライアングルなど様々なアイテムも登場します。この日は、スカーフを揺らして流れる音に身を任せてみたり頭にかぶってお化けに変身してみたり、子どもの心をくすぐる色々なアイデアの連続です。子どもたちの先生を見つめる目や耳は、常に準備オッケー!「つぎは、なに?」「どうするの?」「おしえて!」キラキラしています。

実際に、リトミックの先生がよくレッスン後に「子どもたちが私を見つめる目がキラキラ輝きすぎていて、いつも私はその世界に吸い込まれそうだし、一瞬で恋に落ちそうよ!」と仰います。

楽しく音と戯れた後は、片付けも大切なレッスンの1つです。シフォンの柔らかい生地なので、最初はうまく畳むことができない子どももいますが、先生に毎回「心を込めてたためたね、大丈夫よ、ありがとう」と優しく声をかけてもらい回数を重ねることで、少しづつ出来るようになります。

そして、毎回レッスンの最後には必ずピアノ演奏を聴かせてくださるリトミックの先生。その選曲はクラシックからジャズ、テレビの主題歌と実に幅が広く、担任の先生たちも楽しみにしている時間です。最後まで「聴く」ことを大切にした「のびのびリトミック」のレッスンはこれで終了。

リトミックのレッスンを通して「音を聴く」こともさることながら、子どもたちには今だけでなくこれから先の人生に於いても「人の話を聴く」ことを大切し、様々な人の意見や想いに心寄り添える人でいてもらいたいなと願っています。

 

 

「たのしい英語」

親和幼稚園では、月曜日の体育(全学年)や木曜日の英語(年中組・年長組)、月数回のリトミック(全学年)また月1回のラグビー(コンディショニングトレーニング)(年中組・年長組)など、専門の講師を招聘して行っているカリキュラムがいくつかあります。

今日は、その中から。。。とある日の「たのしい英語」の様子を少しだけお伝えしたいと思います。

「たのしい英語」

「たのしい英語」は、あそびや歌を通して楽しみながら日本語以外の言語を知ること、異文化に触れることを1番の目的として行っています。

手遊びや身体を動かしながら「目eye」「口mouse」「鼻nose」などを自然と覚えます。

じゃんけんだって英語でね!負けたら後ろへ。。。じゃんけん列車で進みますよ!go!!今日のwinner(優勝者)は誰かなぁ?遊びの中で自然と様々な英語に触れます。

アルファベットミュージックを聴きながら、アルファベットにも触れる年中さん!リクエストすれば、前に出てミュージックに合わせてアルファベットを指し示す発表をする機会にも恵まれて、小さな先生役は楽しそう。。。色塗りも楽しいね!

さて年長さんになると、ゲームも少し高度になりますよ!落とさないようにジャックオランタン(かぼちゃのおばけ)を運んでね!!

数字を使ってビンゴゲーム!自然と子どもたちの方から「つぎは、7セブンがあたってほしい!」「えー、3スリーじゃー、ざんねん」等と盛り上がります!

アルファベットノートも大きくなり、色塗りと共にアルファベットをなぞってみたりもします。「L~lion」「М~monkey」アルファベットにちなんだ英語も、テンポよく声に出しながら毎週触れることが大切ですね。

だけどやっぱり、最後はみんなで身体を動かして終了!10月には「ハロウィン」12月には「クリスマス」春には「イースター」異文化もちゃんとレッスンに取り入れられていて、楽しみは尽きません。

20年来、親和幼稚園で園児の英語講師をお願いしている先生は、今は小学校の英語講師でもあります。これからの時代、この先の長い人生で子どもたちが英語に触れることは本当に多いと思うのですが「あぁ、何か聴き覚えがある。。。そういえば幼稚園の時に遊んだなぁ」とか「ハロウィンは、日本でいう収穫祭だったよね」等と、ほんのり思い出してくれたなら、心にしっかり足跡を残せたんだと嬉しく思います。

 

 

園内バケツ田植え

今日は、年長組さん恒例の行事『園内バケツ田植え』の様子をお伝えしたいと思います。

毎年、5月の下旬になると年長組さんが園内で『バケツ田植え』を行います。

自分たちが日々、当たり前のように食べている「お米」がどのように育っていくのか、育つ過程でどんな虫たちがやってくるのか、また「白米」になるまでにどれだけ多くの人のサポートや作業工程が必要なのか、感謝なくしては食べられないことを知るためにも、貴重な体験として『バケツ田植え』を行っています。

これが苗床と土を準備したバケツ。そして、苗をアップにすると

そう、苗の一本一本は一粒の「お米」なんです。

苗は、まるで芝生のように柔らかく「きもちいぃー!」と触りたい気持ちが止まりません。そして「え?おこめなん?このヒゲは、なに?」と観察する眼差しも真剣です!

さぁ、畑の先生に苗の持ち方や植え方を教えて頂いて。いざ!挑戦!!

慎重に、心を込めて、大切に、優しく。子どもたちの心から様々な声が聴こえます。

上手に植えられたかな?

うん、成功!!上手に植え付けができました。これから秋まで、雨に耐え風に耐え、そして日照りにも虫たちにも負けず、大きく育ってね。大切に育てるからね!

無事に田植えが終わって約1ヶ月。田植え直後の梅雨の大雨をなんとか乗り越えて、苗はぐんぐん大きく成長しています。どれだけ大きく育っているか?それは本当にビックリするほどなんですよ!それはまた近いうちに報告します。

 

 

 

園庭あそび(5・6月)

園庭での戸外あそびは、子どもたちにとって「とても大切な学びの場」であり「欠かしてはならない貴重な時間」です。

今年の梅雨入りは例年より早かったものの、雨が降らず日差しの強い日も増えてきました。
親和幼稚園の園庭も、そろそろ水遊びがスタートかな?

気持ちいいね!手足を動かし、頭を働かせ、全身の感覚を使いながら、時間を忘れて夢中であそんでいます。今はまだまだ静かな水あそびですが、これから暑さが本格的になり日よけテントが設置されると、子どもたちの水あそびもどんどん賑やかに派手になっていきます。

そうそう、先月から変わらず人気なのが。。。

ダンゴムシ探し!園庭にある花壇や野菜の畑、レンガの裏にダンゴムシがたくさん住んでいるのを子どもたちはよく知っています。捕まえたダンゴムシをお友だちと観察。。。雨のこの季節には、カタツムリの赤ちゃんを見つけて優しく手に包み「せんせい、みて!」と教えてくれる子どももいます。

園庭の恒例行事といえば、5月のサクランボの収穫!

「これにする?」「こっちの方が赤くない?」「これが絶対においしい!」それぞれ吟味しながら収穫!今年もたくさん収穫して食べました。この時期は、小鳥さんも頻繁に試食にやってくるので賑やかです。

さて、次の収穫は?

楽しみです。